爆発的な高騰を見せる仮想通貨。
大量の億万長者が誕生しており、資産が1億円を突破した人を「億り人(おくりびと)」と呼ぶ言葉まで誕生しました。
仮想通貨は何故こんなに値上がりしているのでしょうか。
今から仮想通貨取引に手を出そうとしている人もいると思います。
そのような人が必ず考える事は「今から仮想通貨に手を出してもまだ間に合うのか」です。
ここでは仮想通貨が儲かる仕組みや今後の見通しを解説して行きます。
これから、ビットコインやそれ以外のネム、リップル、エーダなどと呼ばれるその他の通貨にも投資をしようとしている人に是非参考にしていただきたい内容です。
仮想通貨は過去何度も高騰しています。
仮想通貨の火付け役、ビットコインの1年間のチャートをみてみましょう。
上記は2016年1月~2017年1月のチャートです。
16年末~17年初年度は10万円程度だったビットコインですが、2017年12月には230万円まで値上がっています。
ビットコインだけでなく他の仮想通貨も値上がっています。
2016年1月~2017年1月までの値上がり方を下記にまとめてみました。
※数字はおおよそ
イーサリアム(ETH) 1,400円→113,809円 約81倍
イーサリアムクラシック(ETC) 210円→4,600円 約21倍
リスク(LSK) 21円→2,900円 約138倍
ファクトム(FCT) 460円→7,900円 約17倍
モネロ(XMR) 2300円→51,000円 約22倍
オーガー(REP) 590円→11,000円 約18倍
リップル(XRP) 0.82円→400円 約487倍
ジーキャッシュ(ZEC) 6,600円→65,000円 約9倍
ネム(XEM) 0.4円→230円 約575倍
ライトコイン(LTC) 562円→40,000円 約71倍
ダッシュ(DASH) 1,930円→170,000円 約88倍
ビットコインキャッシュ(BCH) 33,000円→437,000円 約13倍 |
2016年~2017年の1年間はまさに仮想通貨年と言っても良いでしょう。
コインチェックで扱っている仮想通貨の全てが高騰しています。
しかも全ての通貨の価値が約10倍以上~400倍になっています。
これらの仮想通貨に投資していた人は資産を10倍以上に増やしているのです。
では何故ここまで高騰しているのでしょうか。
仮想通貨の価格はその需要環境に影響を与えると思われるニュースが出ると高騰します。
例えば、2017年1月上旬にリップル(XRP)のニュースが新聞一面に掲載されました。
リップルは新聞一面に掲載された事によって一気に価格は高騰しました。
この時、リップルが急激な高騰を見せたのは新聞の見出し一面に掲載された事によってリップルが欲しい人が買いに走ったからです。
しかし、その後一時20%以上の値下がりをみせています。
“仮想通貨リップルが米東部時間4日の市場で一時20%値下がりした。過去1週間に倍以上に値上がりしていたが、仮想通貨取引所大手のコインベースが現時点で取り扱い通貨に加えないと明らかにしたことが嫌気された。” |
出典:https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2018-01-04/P221326JIJUW01
高騰するとその後、急激な下落をみせる事があります。
下がる理由は売る人が出て来るからです。
売る事で利益を確定しているわけです。
上がる理由は欲しい人がいるから(需要がある)で、下がる理由は売る人がいるからです。
ビットコインを例にとると、
以前は世界情勢が不安になったりどこかの国が政情不安になったり経済危機が起こると、資金をビットコインに移す人が多く出てくると言う思惑によって買われる事が多くありました。
すると結果値上がります。
2017年の12月の年末にかけてビットコインは値上がりしていますが、
これはビットコイン先物が上場したおかげでプロの投資家達がいよいよビットコインに参入してくるとの思惑によって高騰しています。
逆に値下がる要因としてはハッキングに合ったり、各国で規制が厳しくなったり、取引所で扱いをしないなどの発表があると下落する要因となります。
ただし、2017年は中国の規制強化が発表されていますがそれでもビットコインは買いの方が多く結果としては値上がりをみせました。
悪材料があったとしても結果的に長期的な展望で投資家達に需要が増えると見通しがあると価格は上昇していきます。
・仮想通貨が扱える店舗などが増える
・銀行や起業が仮想通貨業者と提携を発表
・新しい投資家の参入
・紛争、経済危機など |
・ハッキング被害など
・政府による規制
・起業などが手を引く
・取引所などで扱いを停止 |
冒頭でも説明しましたが、日本でも仮想通貨の誕生により多くの億万長者が誕生しています。
まさにバブルの再来で、インターネットが誕生した時のITバブルの次が仮想通貨とも言われています。
ITバブルの時には、関連株価は軒並み上昇し多くの億万長者が誕生しています。
仮想通貨が儲かる理由は「まだ誕生したて」だからです。
今後多くの人が仮想通貨取引に参入する事が予想されていますが、いち早く飛びついた人達は仮想通貨を誰よりも安く購入しています。
その後、瞬く間に価格は上昇しています。
これは出遅れた人達が買いに走っているからです。
とは言うものの株取引などと比べるとまだまだ仮想通貨人口は少ないです。
実際に2018年になって仮想通貨人口は伸びています。
ある国内の大手仮想通貨取引の会員数は2017年初めはわずか40万人でしたが2017年末には100万人に増えています。
100万人は多く感じますが投資市場としてはまだまだ少ないです。